朗読『渡る世間は鬼ばかり』
~名作のセリフに宿る力と向き合う~
橋田壽賀子の名作ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』が、名アナウンサー・山根基世の珠玉の朗読でよみがえります!
“キミが久子と邦子に連れられてグアムに行っている隙をついて、健治と成田が「幸楽」にやって来た。遺産相続のために直ぐにも店を売れと成田は凄む。やむなく五月が大吉に相談すると、大吉は何とかすると応じ、500万円もの小切手を五月に届ける。勇はすぐに成田を訪ね小切手を渡し、金の問題をすべて解決する。そこへキミがグアムから帰って来る。何も知らないキミは上機嫌である。
長子が退院した岡倉家へ葉子が顔を出し、賑やかになり節子は喜んでいた。この夜はキミの許しを得て五月も岡倉へやって来た。五月はこれまでの労をねぎらいたいと大吉がひいきにしていた小料理屋に節子を連れ出した。五月と節子は意外な人物と遭遇するのだが…”
登場人物一人ひとりのセリフに命を吹き込み、人間の本音と絆が鮮烈に描かれる『渡鬼』ワールドがここに再現!どうぞお楽しみください!